砂浴のやり方

~砂浴の方法~

〈季節と天候〉

普通、砂浴といえば気温の高い七~八月の夏にするものと思いがちですが
気温が23~24度以上の暖かい日であれば、季節に関係なく砂浴ができます。

五月や十月でも陽射しがあり暖かい日であれば十分可能です。

夏場は日中の気温が30度を超えるので
むしろ朝方や陽射しがやわらいだ夕方の時間帯がよいでしょう。

〈砂場を選ぶこつ〉

日本は四方を海に囲まれているので
気軽に砂浴ができる環境にあるといえます。

でも最近は、環境汚染のため海辺の砂浜が
汚れていることも考えられますので
まずはきれいな砂浜を選んでください。

きれいな砂浜を見つけたら
できるだけ水辺から離れたところの砂の粒子が
細かい煬所がおすすめです。

このような砂には微生物が多く生息しているので
浄化力が高くなっています。

〈入るときの服装〉

砂に埋まるときの服装は、男性はパンツー枚
女性はパンツにタンクトップなど身につけるとよいでしょう。

裸でも服を着ていても効果はさして変わりませんが
裸の方が気持ちよい人が多いようです。

あまりからだを締め付けないものを選んでください。

 

〈埋まり方〉

砂を浅く掘り、頭のところを少し高めにします。
仰向けに寝て、首から足の先まで軽くからだを
覆うくらいに砂をかけます。

砂をいっぱいかけても効果に変わりはありません。

かえって重苦しいこともあるので
気持ちよい程度に砂をかけます。

胸が圧迫されるような感じだったら胸の砂を除くか
両腕を砂の外に出すと楽になります。

少し気温の低いときは、上半身を温かくして
下半身だけ砂に埋まってもよいでしょう。

 

〈時間〉

砂に埋まる時間は、体調や砂の質によっても変わってきます。
浄化力のある砂は反応が強く
長い時間埋まっていられないこともあります。

せっかく砂浴にきたのだから、と
我慢して長く埋まる人がいますが、
気持ちよいと思える範囲でくれぐれも無理しないように。

〈用意するもの〉

着替え・水筒・スコップ・パラソル・サンダル・タオル・帽子

〈注意すること〉

1、汗といっしょに塩分も排出されますから、水分と梅干しなど塩気の補給を忘れずに。
2、砂浜は直射日光が強いので、日除け対策は万全に。
3、砂浜に車やバイクが入り込むようなところは危険ですから避けましょう。